石窯miniが広がる!パブリシティ活動の裏側
石窯miniが世の中に広まるまでの道のりは決して平坦なものではありませんでした。メディアに載るために奔走し、認定を勝ち取るための書類作成やプレゼン準備に追われ、ふるさと納税返礼品の価格設定に頭を悩ませ…そんな舞台裏を今回は赤裸々にお伝えします。パブリシティ活動を通じてどのように認知度を高め、評価されてきたのか、その活動の影には笑いや苦労が満載です。
1. 神奈川新聞に掲載されるまでの道のり
2023年11月3日、神奈川新聞に石窯miniが掲載された瞬間、達成感に包まれましたが、その裏には小さなドラマがありました。起業家オーディション受賞後、川崎市産業振興財団ご尽力で新聞掲載が決まりました。新聞に載るために製品の魅力だけでなく、環境に優しい製品としてのPRが大事だと知り、内容について何度も打ち合わせを重ねました。掲載当日は朝からコンビニをハシゴしながら、川崎駅を歩き回って新聞を探す自分がいました。「自分の製品が新聞に載るなんて!」と興奮しながらも、そっと買い集める姿は滑稽だったかもしれません。
2. 川崎元気企業選出、取材は昔話で大反省
「川崎元気企業」に選ばれたことも、私にとって大きなステップでした。年初、新しく引っ越したばかりの古市場の事務所、机と椅子だけのシンプルな空間での取材…そこではつい、昔話や自慢話に花を咲かせてしまい、後から「もっと製品の話をすればよかった」と反省。しかし、そんなくだらない話もインタビュアーである川崎市産業振興財団の川本氏は温かく聞いてくれ、結果として2023年分の報告書に無事掲載されました。調子に乗ったことが裏目に出ないでよかったです。これを機に、地元企業や市民に石窯miniの認知度がアップしたと思います。
3. ふるさと納税返礼品としての認定、価格設定に悩む
ふるさと納税返礼品としての認定は、オーディションに挑戦している時から狙っていました。川崎市が100億円以上の税金を他の自治体に流出させていると聞き、「これはチャンス!」と思っていたので、申請書を提出しました。しかし、一番悩んだのが価格設定。ふるさと納税の返礼品として売れるかどうか、年収1,000万円以上の人だけが対象だと、果たして売れるのか…結局、希望小売価格にしましたが、納税者のニーズに応えることができるのかは未知数。持ち越し制度があると聞き、少しは希望を持っていますが、正直に言うとまだ不安です。
とはいえ、2024年9月9日に川崎市から正式に認定され、10月からふるさと納税サイトに紹介されることが決まった時は、販売につながる期待とともに、胸が躍りました。製品の安全性や地域経済への貢献が評価されたとのことで、これをきっかけに全国に広がることを期待しています。
◆ふるぽホームページ
https://furu-po.com/goods_detail.php?id=18298830
◆ふるさとチョイスホームページ
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/14130/6345371
4. 川崎ものづくりブランド認定、プレゼンのドラマ
川崎ものづくりブランドの認定を目指して、1ヶ月かけて申請書を作成しました。気合を入れすぎたせいか、何度も書き直してしまい、最後は疲れ果てました。しかし、プレゼンは。あえて常務取締役の児島にその役割を託すことに決めました。私がやっていたら、気合が入りすぎて空回りする可能性が高かったからです。児島は淡々と時間通りにプレゼンを進め、見事に好評価を得て認定が決定しました。この判断は正しかったと思っています。
11月13日、ブランド認定式には、川崎市長、商工会議所会頭が出席するとのことです。また、副賞として、11月13日~14日の「川崎国際環境技術展」や12月3日~4日の「よい仕事おこしフェア」に出展する機会をいただきました。無料で展示できるとのことで、宣伝の絶好のチャンスです。多くの人に石窯miniを知ってもらえることを期待しています。
https://www.kawasaki-eco-tech.jp/
5. 仲間との出会い、写真撮影も新たなご縁
このパブリシティ活動を通じて、多くの仲間とのつながりができました。中小企業同友会での活動をきっかけに、映像制作会社クリップの宮本社長が紹介動画を制作してくれることになりました。そして、FBで私の活動を知った高校の同級生、元朝日新聞報道部のカメラマン・松本敏之君が製品の写真をなんと360枚も撮影してくれることに!こんな素晴らしいご縁が広がるなんて、驚きと感謝でいっぱいです。
https://youtu.be/DCT7_qoYx78?si=vlYQN6oyQwPQixE9
まとめと今後の展望
神奈川新聞への掲載、川崎元気企業選出、ふるさと納税返礼品登録、そして川崎ものづくりブランド認定…石窯miniは、パブリシティ活動を通じて確実にその認知度を広げてきました。これらの活動を活かし、今後はさらに多くの方に石窯miniを届けるため、地道に、しかし着実に販促活動を進めていきます。
今回で「石窯mini」第1幕を終了します。第2幕は販売です。現在の悪戦苦闘の様子を後ほどお伝えします。暫くお待ちください。お楽しみに!